無痛分娩の経過4 遠のく陣痛 長引くお産

お産は無痛分娩を選択しました。

硬膜外麻酔による痛みの緩和で、意識ははっきりしています。

妊娠中は、具体的にどのような方法でお産が進むのか全然イメージできず、体験者から具体的な話を聞きたいと思っていたので、私の分娩について詳しく書いていきます。

前回の記事はこちら

無痛分娩の経過3 待ちに待った麻酔
お産は無痛分娩を選択しました。 硬膜外麻酔による痛みの緩和で、意識ははっきりしています。 妊娠中は、具体的にどのような方法でお産...

6.最初の麻酔で微弱陣痛に・・・

午前10時に分娩室に入り、午後6時を過ぎた頃に最初の麻酔を入れました。

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無痛分娩のデメリットー微弱陣痛となる可能性

硬膜外麻酔による無痛分娩は、痛みを感じる知覚神経を麻痺させることが目的ですが、運動神経にも影響がでることがあるそうです。

私の場合も、最初の麻酔が効いてきてからすぐ、陣痛の強さが弱まってしまいまいた。

(麻酔によって痛みは感じないのですが、お腹に巻いたNSTで陣痛の間隔や強さを計測しています。)

微弱陣痛でした。

分娩が開始した後、何らかの理由により陣痛が弱く(微弱で)、発作の持続時間が短く、陣痛周期が長く、分娩が順調に進行しないことを微弱陣痛といいます。ー引用『産婦人科の基礎知識』

また、麻酔によって吐き気を感じる人もいるようですが、私は大丈夫でした。

麻酔を入れてしばらくは看護士さんだったか、助産師さんだったかが様子を見ていてくれましたが、具合が悪くならなかったので、また夫と二人きりになりました。

NSTのモニタを見ていた夫が「波の大きさが小さくなってるね、間隔もあいてる。」と気づいたのですが、もちろん最初のことなのでそんなもんかねーと気にせずにいました。

1時間近く夫と二人きりで四方山話をしていたのですが、様子を見に来た助産師さんが顔を曇らせていたので、「まずいことが起きてるのね・・・」と察知しました。

微弱陣痛により麻酔を我慢

最初の麻酔から1時間もすると、麻酔が切れてきたのが分かりました。

でもあんまり痛くない。麻酔がまだ残っているのかな?とも思いました。

助産師さんに陣痛の感じはどうかと聞かれたときも、麻酔の前よりも痛くないと答えていました。

どうやら、本来ならかなり痛くなっているはずなのに、最初の麻酔で陣痛が遠のいてしまったとのこと。

しばらく麻酔は我慢しましょうね、ということになりました。

当時は、「しばらく」なんてどれくらいか分からないし、痛みを除去するために無痛分娩を選択したんだから、出産までもう凄まじい痛みには耐えなくていいはずだとたかをくくっていました。

バカでした・・・。

痛みの波が再開!再びの万力地獄!!

麻酔が切れて、再び万力で身体をギュウッと締め上げられるような痛みが徐々に戻ってきました。

午後8時頃には、すっかりさっきまでの余裕はなくなり、虚空を見つめて痛みから意識を遠ざけることに必死でした。

陣痛を計測するモニターを見つめて、横を向いたり上を向いたりしながら、息をひそめていました。

背中をつけてもいいとは言われたものの、背中にチューブが刺さっていると考えると、もぞもぞ動くのは気が引けました。

どうやら私の陣痛スタイルは、「誰にも構って欲しくない、一人きりにして欲しいタイプ」だったようで、夫も特にやることもなく座って待機です。

暇そうで申し訳ない気持ちになりました。

隣の分娩室から叫び声や怒号が聞こえてきましたが、こちらは全くの無音です。

子宮の大きさはアンダーバストまで大きくなっており、その大きな内臓が収縮するのだからめちゃくちゃ痛いはずです。

ただ、何度も買いていますが、この時の痛みも破水後の痛みに比べるとピヨピヨでした。

この時点では、私には「いきみたい感じ」というのは全く感じられなかったので、確かに陣痛は強いものではなかったようです。

でもめちゃくちゃ痛かったです。


7.陣痛促進剤の投与

午前10時に分娩室に入ってから、約8時間。

午後8時頃を過ぎると、1回の陣痛の波ごとに痛みはどんどん強くなっていました。

陣痛は戻ってきたものの麻酔は我慢

もうこんなに痛みが戻ってきたのだから麻酔を再開したくてたまりませんでした。

が、助産師さんからは「よい陣痛のために麻酔は我慢した方がいい」と言われてしまいました・・・。

おそらく麻酔を入れたらまた陣痛が弱まる状態だったのだと思います。

この頃は、痛みの波の間隔は5分程度のままでしたが、痛みのない休憩時間がすごく短く感じられました。

その状態で、午後10時を過ぎました。

入院からまる12時間過ぎたのに、全然生まれる気配無し!

子宮口の開きは6cmでしたが、そこからまったく開かず!いきみたい感じ0!

夫には一度自宅に帰ってもらうことになりました。

その際、助産師さんが「この様子だとあと4時間はかかる」と話していて、

人生で一番「まじか・・・」と思った瞬間でした。

陣痛促進剤の使用

夫が帰宅したのが午後11時頃。

私として完全に痛みの絶頂にいたのですが、助産師さん曰く「良い陣痛がきていない」。

「良い陣痛ってなんだよ!陣痛に良いも悪いもあるかよ!」と、心の中でひっそり思いました。

実際には、「そうですか」と冷静に答えただけです。

日付が変わって午前1時頃、いくつかの分娩室から「おぎゃー」という声が聞こえてきました。

お母さん達の絶叫も漏れなく聞こえてきました・・・。

私の陣痛は全く変わらない状況で、麻酔も使えず、独りぼっちで痛みを忘れようとハムスターのお尻画像をiPhoneで眺めていました。

ついに、助産師さんから「このまま長引くと赤ちゃんにも良くないので、陣痛促進剤をつかいましょうか」という言葉が。

私は事前に勉強しておらず、なんのことやら分からないので、ひたすらウンウンと頷きました。

早くこの状態から解放してくれるならなんだってしてください!という気持ちでした。

危険性についての説明をされて、同意書に署名と拇印の捺印をしながら、

「この逼迫した状態で書かされる同意書の有効性争えるかな・・・」とか不穏当なことを考えてました。

陣痛促進剤とは?

陣痛促進剤は、母乳育児について少しでも何かを読んだことがある方にはおなじみの「オキシトシン」です。

オキシトシンによって母乳の分泌が促されますが、子宮の収縮を促す効果もあります。

授乳中に妊娠された方が授乳を控えるか悩むのも、この子宮収縮を促す効果を心配してですよね。

ドクターの判断で必要な量が投与されるものですが、場合によっては重大な副作用がおこることもあります。

副作用のひとつには過強陣痛があり、陣痛が強くなりすぎて子宮破裂・頸管裂傷・胎児仮死などを引き起こす可能性もあるとのこと。

その他にも分娩後に出血量が増えたり、過敏症、嘔吐、不整脈が表れたり、投与後に一過性の血圧降下・上昇等といった症状が現れる場合があるそうです。

もっとも、適切に様子を見ながら使用してくれるので、心配することはないのでしょうね。

何事もプロに任せるのが一番です。


無痛分娩の経過5 破水におののく に続きます。)

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