お産は無痛分娩を選択しました。
硬膜外麻酔による痛みの緩和で、意識ははっきりしています。
妊娠中は、具体的にどのような方法でお産が進むのか全然イメージできず、体験者から具体的な話を聞きたいと思っていたので、私の分娩について詳しく書いていきます。
1.陣痛の始まり
出産のちょうど24時間前くらいから陣痛が始まりました。
妊娠中は「陣痛がきても初めてのことだから分からないかも・・・」と不安になっていましたが、案の定陣痛だとは思いませんでした。。。
破水が先だったらどうしたらいいのだろうとイメトレをしてはいましたが、全体の8割以上は陣痛が先に来るそうです。
それに初産の場合は、陣痛開始から破水までは時間がかかることが多いので、自宅で急に破水というケースはそう多くはなさそうですね。
陣痛(だと後から分かったもの)は、気付いたときにはすでに10分間隔でした。
痛みは、生理痛の一番痛いときくらいで、立ち歩いていれば気が紛れる程度。
ちょうど妊婦健診の日の朝で、予約時間まですぐだったので、念のため入院準備をして病院に行きました。
2.入院
妊婦健診中に子宮収縮を計るベルトを装着して30分ほど計測。
いままでこのNSTという検査は健診でやったことなかったので、長いこと放って置かれることに不安になりました。
このときは、陣痛の間隔が5分になっていました。
痛みは生理痛がすごく重いときくらいで、まだまだ余裕。
生理痛で喩えられる間は、序の口ってことです。(あとから思えば。)
その後の内診で子宮口が2−3cm開いているので、「このまま入院しましょうか」と言われ、分娩室に移動しました。
まだ入院しないという選択肢もあったのでしょうか?
ドクターに色々質問できるタイプではないので、そこら辺は分かりません。
「陣痛室」というのもあったのですが、麻酔の処置があるためか最初から「分娩室」でした。
結構がらんと広い部屋で、背中開きの服を渡されて着替えるよう指示されました。
分娩室に入ったのが午前10時くらい。
そのあと午後2時くらいまで、分娩台の隣のソファに座ってひとりでポツンとしていました。
「いま、私忘れ去られてない?大丈夫?誰か呼ぼうかな?」って何度も思うくらい長い時間放置でした。
いま思えば陣痛が強まるのを待っていたのだと思いますが、何の説明もなく独りぼっちにされたので少し不安でした。
たまごクラブには、こんな長いこと何もない時間がすぎるって書いてなかったなーとか考えてました。
午後2時くらいになって、硬膜外麻酔のために細い管を背中の方に入れる処置をしました。
やっとベッド(分娩台)に横になれたし、すぐ麻酔をできると思っていたのですが、甘かったです。
(無痛分娩の経過2 硬膜外麻酔の処置に続きます。)

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